いままた親鸞へ

いままた『最後の親鸞』に興味をかき立てられる。
広く団塊の一員と目される世代にわたしは属しているのだろうか。
日頃私の帰属はどこにもない、と、自負している自分であれば、団塊の仲間に属するなどということは、まさに恥でしかない。それでも、この世代が、高齢化社会の賭場口に立っているとするならば、これから社会はどこへ向かうのか、われわれは今後どうなるのか。そのことを考えないわけはいかない。
そんなとき『最後の親鸞』は語りかけてくる。
もう一度親鸞の言葉に身を寄せてみたい。