2016-04-11 いままた親鸞へ いままた『最後の親鸞』に興味をかき立てられる。 広く団塊の一員と目される世代にわたしは属しているのだろうか。 日頃私の帰属はどこにもない、と、自負している自分であれば、団塊の仲間に属するなどということは、まさに恥でしかない。それでも、この世代が、高齢化社会の賭場口に立っているとするならば、これから社会はどこへ向かうのか、われわれは今後どうなるのか。そのことを考えないわけはいかない。 そんなとき『最後の親鸞』は語りかけてくる。 もう一度親鸞の言葉に身を寄せてみたい。