次の世代への付け
新聞報道によると、こうらしい。
福島原発一号機の核燃料が解けて落ちた。
そして、何処にも燃料らしきものが。ないらしい。
これって、いわゆる、チャイナ•シンドローム。
地面を突き抜けて、地球の反対側までいってしまう。
そういう想像は漫画にしても、不安だ。
だって、それが何を意味して、どうなるか。
誰にもわからないからだ。
だが、その被害は、はかり知れない。
誰が責任をとるんだ。
それは、あなたでしょう。
そして、ぼくだ。
未来の背でいにとてつもない災厄をもたらすからだ。
何ともならないかもしれない。
何とかしなけりゃ、ならない。
少しでも、次に世代に道しるべになるように。
だって、五里霧中なんだから。
15Mar20
アベノミクス解散だって?
デフレ時代の年金生活者は、出費を極力抑えようとする。
安物買いに入れこんでいた親父は、量販靴店で、ワンコインのゴム靴を買って、
「お前、これを履いたらどうか」
といって、差し出して、閉口させられたものだった。
今、デフレの克服をアベノミクス政策に託して、それの信を問う総選挙のための解散を、安倍首相は先頃決断した。
それでも、世間では、この忙しい師走に、
「よけいなことをやってくれる」
という想いが充満している。
それで低投票率となってしまっては、思う壷ではないか。
そうならないためにも、投票に出かけよう。
ぜひとも、解散の主に、一泡吹かせてやりたいものだ。
よけいな予算を使い、シャーシャーとしている解散の主に、…。
みてろよ!
一泡吹かせてやりたいものだ。
14Dec02
アルト•ハイデルベルヒ
先輩から連絡をもらいました。
「十一月六日(木)に、大学で聴講しないか」
という、お誘いでした。
その場で、教授に紹介して頂けるとのことでした。
是非お願いしたい、と、返事申し上げました。
そこで、まずオフィスのアポイントを代えてもらいました。
患者さんに連絡を取ってみたのです。
うまく連絡がつきました。
是非参加しましょう。
六日の朝は、まずオフィスに立ち寄りました。
そして、持参する書類を準備しました。
ということで、念願かなって聴講です。
久しぶりに、大学駅に降り立ちました。
あたりは半世紀前の学生のこととは、ずいぶん様変わりしています。
教室は階段教室でした。
ずいぶん綺麗な教室です。
視聴化機器も、ずいぶん整っています。
それに、華やかな学生たちに圧倒されます。
まあ、年月は恐ろしい物だと、つくづく思いました。
14Nov06
さる学会にて
学会に参加した。
演題の中には、興味を引くものがあった。
その中から、いくつかについて、
記憶の残るものを挙げてみたい。
さて、メインテーマは、
「インプラントの成功率向上」
というものであった。
インプラントをやる歯科医療機関にとっては、愁眉の課題だろう。
インプラントと骨とが乖離してくる。
ここに細菌の侵入を許す。
そしてインプラントと骨が離れて機能しなくなる。
こういうトラブルを考えうる。
それがインプラントの成功率を低くする。
表向き発表されるインプラントの成功率は、80%を超えているが、実際はもう少し、厳しいのではなかろうか。
さて、演題には、こういうものがあった。
インプラントにコラーゲンの繊維を巻きつける。
これで、骨とのなじみをよくしようという狙いだろうか。
これを、大学教授のT先生が質問した。
その内容は、
「歯茎部のバイオフィルムをどうするか」
といった、ものだった。
バイオフィルムとは何か。
これについて、解説したい。
バイオフィルムとは、細菌が集まってきて、菌叢をつくって膜状になるものだ。
よく風呂場が濡れて、ヌルヌルになることがある。
あれは細菌の仕業だ。
さて、T教授の質問に戻ろう。
この質問は、方法の致命的欠陥とおもわれる。
演題に疑問を、呈することで中味が浮き彫りになった。
質問が、これらを鋭く衝いていた印象があったのだ。
14Aug26
「ストロン」か「スぼくくちン」か?
「スぼくくちンチウム」を、カタカナ漢字まじり表記すると「ス卜口ンチウム」となります。
これ、目でみただけでは、別読みしますよね。
「原子力」や「東京電力」は、これを「原子カ(か)」や「東京電カ(か)」としてあるとか。
検索逃れの巧緻なテクニックのつもりらしいが、笑止千万ですね。
でもこの「スぼくくちン」は、きっと、今年の流行語大賞に、ノミネートされるでしょう(笑)。
それにしても酷い話ですよね。
興味のある方がググッってみてください。
これでいくと「プルぼく2ウム」もあるかな。
冗談はさておき、こんなことをやって、これで事態を過小に評価できる、なんてあくどい騙しのテクニックでは無いですか。
これで事態が沈静化できるという発想がどうかしている。
何度も言います。
質が悪い
14Jun09
長いお別れ
村上春樹翻訳の『ロング•グッドバイ』の、文庫版を買ってきた。かなり厚い、したがって、けっこう読みでのある本だ。これを街カフェのアメリカンを白湯で伸ばして、ほうじ茶よりちょっと濃い程度にまで、すなわちブラックをブラウンにする程度なのだが、それを飲みながら読み続けることにした。
私はそうやって、金に染められた薄紙のラッピング用紙を二つ折りにした。出てきたヒロインが、金髪かどうかなんて、未だわからない。その頃はテレビ電話なんて洒落たものはなかっただろうから。読みかけのところを忘れないように、印をしたつもりだ。世間では栞と呼ぶかもしれない。だが、そんなしみったれた印が栞だなんて。ビターチョコレートの包装用の紙切れでだよ。
さて、『ロング•グッドバイ』は、レイモンド•チャンドラーの原作である。村上の他には清水俊二が翻訳をしている。
これは、読みかけだが、引き込まれる。
14Apr21